2010/01/19

yeah yeah yeahs LIVE


yeah yeah yeahs のチケットをラッキーな事に頂いたので、1/16に行ってきた。
会場の品川のステラボールは初めてで、品川の駅の外に出るのも何年ぶりかっていうくらい久々。水族館のとなりだから仕方ないけど、エントランスまでのイルカとかのイルミネーションがテーマパークに来たみたいで、激寒の季節にはライブ前の高揚感を下げられる気分になって微妙。
yeah yeah yeahsのライブも、もちろん初めてでKaren Oは映像で見るようなエキセントリックなパフォーマンスなのかなと予想していたら、実物はとてもチャーミングで笑顔が素敵な人だった。もちろん、デスボイスさながらの歌いっぷりでロックなパワフルさもあった。チケットはソールドアウトしてたようでスタートが30分近く遅れたから、じわじわ熱気が上がっていて、始まった時は気温が一気に上昇。ステージングはこなれた印象でKarenの衣装替えも何度もあって楽しませてくれた。
しかし、彼女の衣装は不思議!カラフル多色使いなプリント、シャイニーな素材などステージ映えするデザインで遠目で見ても視覚的に楽しませてくれる。突然、ネイティブアメリカン風のヘッドドレスとか謎。きっとテーマは何かあるっぽい、プリントもそんなプリミティブモチーフだったし。とにかく超個性的。

後半、「ZERO」(たぶん)でステージバックセンターにあったセットの目玉同様のバルーンがオーディエンス側に飛んできてすごい盛り上がった!触りたかったけど、すれすれ手が届かず。でも、ああいう参加型ってすごいあがる!!Flaming Lipsのライブでの「Race For The Prize」のバルーンを思い出した。あれは人が中に入っていてもっと凄いけど。紙吹雪噴射盛り上げとか原始的だけどすごいHAPPYになれる。音楽性は微妙に違うけど、この部分は両バンドのライブパフォーマンスに共通性を感じた。

Karen Oの笑顔は本当に魅力的だった。客席を見ながら何度も投げかけられる満面の笑み。オーディエンスの反応に喜び、応えると共に「みんな、大丈夫。それでいいのよ」とまるで肯定してくれるような実年齢以上の包容力を感じた。そんな姉御肌とはまた別に、いいバランスで浄化され適度な筋力と現実感も伴ったピュアネスが共存する。「かいじゅうたちのいるところ」でスパイク・ジョーンズが彼女とコラボレーションしたのが改めて頷けた。

こんな写真を見つけた。彼女のきっとだいぶ素に近い素敵な笑顔。彼女の笑顔には現在のyeah yeah yeahsの音楽性と共通する希望が存在する。

1 件のコメント:

K・K さんのコメント...

今日のブログ ハイ納得!カレン0嬢は音楽のエナジーを感じさせてくれる素敵なアーティストです☆