2009/08/04

夏の晴れの日と曇りの日のbossa



真夏の蒸し暑くてけだるい日には涼しげに納涼なボサノバが聴きたくなる。

今日みたいな曇りの日はDomingo「Gal Costa e Caetano Veloso 」がぴったり。CaetanoとGal Costaによるとても67年作とは感じさせないアルバム。最初聴いた時は好きだけどちょっと暗いかもと全然魅力を理解していなくて、ここ近年になって暗いと思っていた部分が、2人のやさしいまろやかなvocalがナイーブなけだるさなんだとわかってから夏の定番になった。

Astrud Gilberto 「The Essential Astrud Gilberto」は晴れている真夏の午後に爽快な気分に。
この人のvocalは私的には熱くはないけれど陽なボサノバ。もう名曲すぎてベタかもしれないけれど、「 The Girl From Ipanema」はAstrud Gilberto が本家本元的に一番好き。ジャケットも最高でもうずっと部屋に飾ってあるVerveからのベスト盤アナログLP。これ昔にジャケ買いして、その後もちろんCD化されてるよねと思ったらなくてびっくり。ベスト盤は今でも色々あるけれど、ジャケットはこれが今でも一番いい。でもこのアナログ盤のサイズだからこそだから、それでいいのかも。MVはさすがアメリカンナイズされたボサノバ界のアイドルって感じだけれど、彼女のこの時代はこれが良かったんだと思う。今の感覚とはちょっと違うけれど、ボサノバに最高に適した歌声は永遠。





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